助産師Kanaの女性応援ブログ

日常で使える女性のお役立ち情報や語学留学についての情報をお伝えします!

中堅助産師が語学留学に行った理由

はじめまして!
助産師のかなです。

2019年5月から2020年3月末までオーストラリアのシドニーへ語学留学をしていました!(現在新型コロナの影響で一時帰国中)


初回投稿なので、まずは

なぜ留学をすることにしたのか

について触れたいと思います。
私の場合は2つの大きな理由があります。
簡単に言えば、タイミングときっかけ。
外的な要因と内的な要因。

助産師としてのキャリアを考えるきっかけになったり
社会人の留学を考えるきっかけになったら嬉しいです。


  • ①「行くなら今しかない!」

私は都内で病棟助産師として5年間働いていました。
いわゆる中堅といわれるような立場でした。
任される仕事も増え、責任も増える一方で、患者さんからも信頼されることも増えやりがいを感じていました。
看護師や助産師の人の辞めるタイミングってなぜか3年目、5年目くらいが節目になる気がします。
私もその節目を迎えた1人なのかもしれません。

ちょうどその頃付き合っていた人とも縁がなく別れることになり、
まだ結婚も先っぽいなと思ったこともかなり影響したと思います。
(結婚できるか知らないけど…)
フリーなうちにやりたいことはやらねば!

そして、30歳手前という何かに抗いたいお年頃。
このまま30歳になるなんて嫌だーと思ったのです。
両親が元気なのも日本を離れるにはいい時期かなと。

留学する期間によるのかもしれませんが、私の場合は1年以上と思っていたので
安心して離れてもいい環境は必要でした。
社会人を経験してから留学すると、タイミングによってはしがらみや制限も増えると思うので
私にとっては

今しかない!

と思える時期でした。



  • ②「英語は武器になる」

そもそも英語は嫌いではなく、海外の患者さんとお話をするのが好きだった私は、
留学することには

憧れ

がありました。

英語ペラペラってかっこいいですよねー!

でもかっこいいな、という理由しかないうちはなかなか留学という決断までには踏み出せませんでした。
周りの友達や職場の先輩が、留学に行くらしいという話を聞いては
いいなー、私もいつか行きたいなー、と。

背中を押してくれた出来事は、性教育や性の健康教育に興味を持った時に

日本が性教育後進国である

という事実を知ったことです。

これだけ情報も溢れ、健康グッズや健康食品に目のない日本人が
なぜ根本的な「自分のありよう」や「自分の身体」について知る機会が与えられていないのか。
なぜ関心が薄いのか。
特に女性の身体を守る知識が乏しいのはなぜなのか。

日本ももちろん性教育はしています。
ただ少なくとも私が覚えている性教育は視聴覚室の薄暗い部屋で見た、
エイズ怖い、妊娠怖いといったネガティブなものです。
今は少しずつ変わってきていると思いますが、
それでも学校によっては「知識の押し売り」をするだけの授業が繰り広げられていると思います。
健康真っ盛り、自分の身体よりもアイドルやSNSに興味がある年頃の子の印象に残るはずがありません。

日本人の性への意識の低さはお産への意識の低さにも直結しています。
高齢出産が増えていることもその1つだし、
お産が安全だと思い込んでいるのもその1つではないでしょうか。

一方で海外の患者さんに関わると、男性も女性と同じくらいお産のことを知っていて
同じように「今どんな状況?」と尋ねてきて
2人の空間を邪魔してくれるな!
といわんばかりのオーラで夫婦でお産に臨んでいる光景を見ます。
(もちろんすべての人ではありませんが。)

海外では、どうやって性の健康教育を伝えているんだろう。
どうして相手を思いやるということが自然にできるんだろう。

知りたい!

と思ったのがかなり大きかったです。
海外の情報を生情報で知る、リアルに知る
そのためには

英語は武器になります!(きっと!!)

英語が喋れるようになりたい
これも1つの素敵な動機になりますが、
社会人になるとそれまでのキャリアもあるし、
(日本に戻る予定の人は)日本に戻ってからのキャリアのこともありますよね。

なんで英語を学びたいのか。
学んだ先に何があるのか。

を明確にすることが、きっとこれから先英語を勉強して嫌になった時に
踏ん張ることができる要素になると信じています。

最後まで読んでいただきありがとうございました!
みなさんの留学や生活が充実しますように!
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